魚類剥製工房 東海釣魚堂のブログです。名古屋 おさかな3D!


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なごや生物多様性保全活動協議会様    に一言 その2

茶屋ヶ坂池は、50年前にはすでにありましたし、当時もコイは生息して

おりヘラもいたように思います。

(釣のおっちゃんに、うるさいとよく怒られたっす)
ライギョ、フナ、モツゴ、タナゴ、ちっこいハゼ、モエビ、カメ、

ザリガニなんかは、良い遊び相手でした。

(よいこ ではなかったので遊んでました)

当時、「よいこは、ここで遊ばない!!」と書かれた看板が
名古屋市のいたるところにありました。


仮に、50年前に戻すとするならば、(現在私は57歳です)
(コイのいない260万年前に戻すの?ため池が出来たとき、

コイがいなかった事実が確認されているの?)
駆除はバスとギルを根絶やしする方法を取ればよいのではない

でしょうか?
(50年前には、確実に日本には分布していませんでした)

完全に戻すには、バス、ギル以外の現存生物(魚類以外も)を

全てどこかに一時保護した後、完全に池を干し、残った稚魚や卵を

駆除、水をもどして再放流などの大規模な施策、その他にも、各地

でいろいろな方法が検討、実行されています。
(東京都、井の頭公園は、このやり方ですよね)
ため池は小さな環境ですので、いろいろテストするには、

やりやすい環境かもしれません。


3面護岸の小沢

e0198329_12033059.jpg
 茶屋が坂池は、50年前は現在の1.5倍くらいで、池に隣接する
 公園の有るところは広い湿地、沢は自然のままで、多くのカメ類
 や稚魚がおりました。フナなどの産卵、稚魚の育成には、水草や
 植物が茂る河川が必要です。
e0198329_12041185.jpg
   3面護岸され、水も抜かれた今の状態では、昔の多くの生き物
   は生息、繁殖する事が出来ません。
   外来魚の影響は全てではなく、むしろこのような人の活動
   (公園整備?)が在来種を激減させた主要因の1つと考えること
    も出来ます。
 (元の環境に戻す事=これこそ行政の力が最も発揮出来ませんか?)
 底面を自然環境に戻し、川べりは、花壇ではなく自然な雑草の茂る
 環境に戻すだけでも、この池の生産性は飛躍的にUPするかもです。
e0198329_12043152.jpg

   稚魚が生息できそうな環境は、池の流入部にごくわずかしか
        残っていません。水量も昔の10分の1位です。

人為的に多様な生物的環境を創造する試みのことを、ビオトーフ゜

とかエコアップなどと称します。
生物多様性保全=外来種の駆除が全てではない事を認識すべきと

思います。

安易な手法は、外来魚の駆除ではなく、逆に外来魚の拡散や、

在来種の意図しない駆除につながる事もあるので、充分に手法を

検討すべきです。
市民アピールの為のイベントとして、安易に行うのは、危険です。

人間の生活がいろいろな自然に影響を及ぼすのですから、

これからの影響を少なくすること(防災より減災とおなじ)を

考えた方がはるかに効果的と思います。

また、今回の捕獲は、大きな網目の網及び手タモでの捕獲でしたが
外来魚の最大目的と思われるブルーギルの捕獲は出来たのでしょうか
大きな網目では、ギルはスルーしてしまうでしょうし、手タモでは、
ほとんど獲れないでしょうね。

e0198329_12082074.jpg

ブルーギルを捕食するブラックバスは結構獲れていましたので、

このままですとブルーギルが繁殖して(捕食するバスがいなくなった)
かえって在来魚のモツゴやフナ(稚魚はギルの捕食対象)が減少する

可能性があります。

(バス以外で、大型のギルを捕食出来る在来種は、ナマズですが、
発見されたのでしょうか?  また、ギルの卵や稚魚を捕食する

らしい在来巻貝なども重要な調査項目ですね)
ブルーギル参考資料①
ブルーギル参考資料②
ブルーギル参考資料③
公開されている目的や戦略は良いのですが、すでに実行段階に入って
数年経過していますので、調査捕獲したデータ(種類や大きさ、数、

水質など)を元にした状況を有識者が考察して、行政と共に今後の

施策を検討、公開することが絶対的に必要です。
バス&ギル参考資料①
また、駆除後に生物相がどう変化したのかを連続的に調査、公開する

必要が有りますがそのような事が、行われている報告は、過去の

他地区での池干しについてもどこにも有りませんでした。

(見落としもあるかもしれませんが)

(現地聞き取りでは、計測して、データを取り、最後は堆肥にする

とは言っておられましたが
  「堆肥にしただけじゃないの?」と疑わざる負えません)
 センターにはデータがありますと言うなら、

もっと広く公開すべきです。

例えば、バスについて、ある一定体長以上の個体しか

捕獲されなかったとしたら繁殖しているのではなく、違法放流が

続けられている可能性が大きいでしょ
こうなると対策は、駆除よりも監視に主流が移りますよね。
(釣人や釣具店などが違法放流しているなら、

               これは許されない事です)

今回のようなイベント的な内容が、活動の全てであるなら、

名古屋市の「お茶を濁した」対応に不満が残ります。

保護を舞台に、お金が動き、保全とは名ばかりの活動ではない事を
心から祈ります。

e0198329_12091570.jpg
    アカミミガメ(ミドリガメ)は、捕獲されていませんでした。
             イシガメは繁殖しているようです。

例えば、名古屋市内での「ミドリガメ」の販売を禁止するとかなどの
これ以上、せめて名古屋市内だけでも、外来生物が広がらないような
規約を施行したほうが市行政としての効果は、大きいと思いますがねぇ

ミドリガメ(国外移入種)もオヤニラミ(名古屋としては国内移入種)
なども公然と販売されていますよ。流通から消してしまえば、生き物に
とっても幸せとと思いますがいかがでしょうか。
つまり、蛇口を絞るのです

オヤニラミの需要が無くなれば、生息地(香川、徳島など)での乱獲
が減るかもしれません。
名古屋市が率先すれば、周辺都市も同調するかもしれません。
  (オヤニラミは、国内在来種として唯一,指定外来種に指定され、
     滋賀県では、すでに販売が禁止されています。)

人は、特に日本人は、命をあわれむ性格の方が多いと思います。
(いただきます は、お命を心から感謝して頂きます ってことよね
   こんな言葉は、世界中どこにもないかもよ)

ですから、飼えなくなったら殺してね と期待するのは無理です。
保全活動センターさんで回収してはいかがでしょうか?
これは、すてる為の、共同バケツを用意するのです

蛇口を絞って、バケツを用意すれば、かなりの効果が期待できますよ。
        参考、愛知県(ここをクリック)
  野に放すことは禁止としていますが、飼えなくなったらどうするの
        の回答がありません。

熱帯魚店さんもかなり対策をしています。飼えなくなったお魚は
販売店が引き取るシステムがあります。
飼えなくなったら販売店さんに 引き取ってもらう事が出来ると言う事
をもっと広く告知することや、店舗に引き取りを告知する広告を出す

ことを義務付けしたり、引き取りを拒否する販売店への罰則強化など
行政の行う効果的な手段は、まだまだ有ると思います。

e0198329_12120534.jpg
   モツゴは、繁殖力の強い魚です。捕食者がいなくなれば、
   真っ先に繁殖するでしょうが・・・・・それが良い事なのか?

優良な熱帯魚店(リミックスさん)
このような優良店で、購入したいと思うのは私だけでしょうか


生物多様性保全を一言で言い表すのは難しいのですが、多様性を

破壊してきた主犯が、人類であることは確かです。

 皆さんが悩む 花粉症 これも 杉ばかりを植林して

 金にならなくなったら放置した のは人間

 結果どうなったか

 気になる方は、こちらも見てね

 覚えているかな COP10

 https://choogyo.exblog.jp/13724718/



人類の利便性の為に環境を破壊した事が原因ですので、環境を全ての

生物に優しくするよう改良することが多様性を保全、復活する一番の

近道です。


駆除に力点を置けば、見栄えは良いですが、効果は薄いですよ

「命を人類の都合で左右する事は良い事なの?」
 人類が関わった生物が、他の生物を駆逐してしまうような場合は、
  「いたしかたないかな」 「すまんなぁ 」とは思いますが
     私も戸惑っています。


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by choogyo | 2014-01-30 12:24 | | Trackback | Comments(0)

なごや生物多様性保全活動協議会 様に一言 その1

本年1回目のブログですが、釣のオフシーズンと言うこともあり
今回は、昨年11月24日に行われた、千種区、茶屋ヶ坂池の池

干しについて、記載してみることにしました。

e0198329_10481277.jpg
告知看板です。

各署のHPは下記をクリックください。
             なごや生物多様性保全協議会
             なごや生物多様性センター
             名古屋市環境局
写真のように今回の目的は
「生物多様性の保全と生物の調査」が主目的で
在来種を保護するために、外来種(ブルーギル・コイ・ヘラブナなど)

は取り除くのも大きな目的のようです。

このような活動を名古屋市が行っていることは聞いていましたが
実際の活動やHPなどを拝見して、計画の目的、戦略については、
素晴らしい事と思うのですが、思うところもあり、
今回は、「池干し」という項目だけに絞って記載いたします。

まず、水抜きの方法ですが
単に水門を開けただけの様に見えました。
前日から見ていましたが、水門には何ら網等の対策もなく
ここにいた、外来魚が水路に流失した可能性が高いと思われます。
これでは、在来種を保護するどころか、外来種を拡散している

可能性もありますよ。

  

e0198329_10463111.jpg
         前日の水門の様子です。流出に対しての対策が
            されているようには見えません。

告知では、一言で外来魚としていますが、国外移入種 国内移入種を
区別するほうが良いのではないでしょうか

外来種という言葉は、一般の方の認識では、国外移入種と認知されて

いると思いますよ。

子供達も交えてのフィールド活動ですから、誤った知識、誤解される

ような表現は考えなくてはなりませんね
(活動しているメンバーの中に、魚類の専門の方が見当たらないのも
いかがなものかと 安易な実行は不幸な結果につながると思いますが)

今回の対象魚について少し、ご紹介してみます。

ヘラブナは、外来種(国外移入種)ではなく、国内移入種と言う

ことですね
フナには沢山の種類が有りますが、ヘラブナは、琵琶湖の

ゲンゴロウブナのなかから発生する体高の高い変異個体を選別し

掛けあわせて安定化したもので遺伝子的には、ゲンゴロウブナです。


(実は日本のフナは、世界のフナとはちょっと系統の異なる貴重な

存在ってことが最近わかってきています。


4-5種類のフナが全国に分布しています)

ヘラは、人為的に持ち込みされたもので駆除ないしは適応区域への移動
でよいかと思いますが、小さな個体は、在来種のキンブナなどと区別
しにくいかと思うのですが、今回の捕獲では、このようなところは
配慮されていたのか、作業状況を見る限り????でした。

e0198329_10504130.jpg
 現地選別はしていたようですが、フナの種類まで見ていたのかなぁ
 子供さんも手伝っていたけど、とても知識があるとは思えないし
ドロを落して、コンテナにポィっとで駆除 ・・・・
ヘラ以外のフナも駆除してしまった可能性が高いですね

                     フナの参考資料① 

                     フナの参考資料②


コイの日本起源は260万年前ともいわれ

(化石として日本の地層から発見されています)
古来から日本に分布していたとされるのが通説です。

(コイは、世界で1種だけです)
また、野ゴイと養殖ゴイ(錦鯉)とに大雑把に分けることが出来ます。
最近、琵琶湖からコイの新種か?と思われる個体が捕獲されています。

野ゴイは、上記より在来種で、体高が低いのが特徴
もし今回の調査で、養殖種ではなく、野ゴイが捕獲されていたら
これは貴重な、日本古来からの在来種と言うことになります。

またコイは、汚れた水を好む魚で、悪喰の雑食魚ですから、

やたらにコイを放流するのは十分に考えなくてはなりませんが、

コイのいる生態系かまるが出来あがっていて、安定し、他の在来種も

生息しているならコイを外来種として駆除する必要はないと

思いますよ。


野ゴイの生息が確認されているので、養殖魚種は駆除する
生息数が多くなりすぎ、水質が悪化する可能性があるので、

間引きするならわかりますが

e0198329_10533315.jpg

 (ハリヨだったかな、保護している自治体が有るのですが、
ハリヨだけでは、見栄えが良くないので、錦鯉を放流した 
と言う記事を見ましたが
最悪の魚を放流したと言わざる負えません、ハリヨの生息する自然界
では、起こり得ない事を人間が発生させたのです。こんな場合のコイ
は、駆除対象ですが、そうでないケースもあるので短絡的に駆除の
対象リストに有るから駆除では、あまりに無知すぎると思うのですが)

つまり、コイでなくとも、元々の環境にいなかった生物

(動植物、昆虫、細菌など)を人が人為的に持ち込んだらそれは、

外来種ということになるのです。
人が関与せずに広がったなら、その生物が自然に適応し、

生息範囲を広げたことになり、その判断は非常に難しい問題です。

                     コイの参考資料①
                     コイの参考資料②
「外来種だから駆除」と言う短絡的な問題ではないと思います。
遠い過去に戻してもあまり意味は無いですよ。

いつの次元、時代の環境に戻すかを明確にする必要があります。

e0198329_10545616.jpg

また普通、大規模な調査を行う前に、小規模な調査を行って有る

程度の予測を立てませんか?
   ため池なら、いつ、どのあたりで、どんな水性生物が

   確認できたか
   そして、現状を把握の後、何をどの程度駆除すれば回復するのか
   また、回復させるべき種は何で、減少した要因は何だと

   想定されるかなどですね


上記の様な?が残ってしまった要因は、名古屋市及びその関連団体の

HPには、調査結果の報告や今後の施策等が全くないと言う事です。

(駆除後モツゴが増えました とかのニュアンスの記載は

有りましたが、それが どの程度なのか、他生物との関連はどう

変わったのかなど具体的な報告、考察は全くないのが現状です。

もしモツゴだけが異常に繁殖したら
 多様性を保全した事になるの? 判断のしようがないよね。
 是非改めて頂きたいと思うのですが・・・)

これは、同様の愛知県の対応とは、まったく違うのですよ
   長良川河口堰に関する報告HPの一例
 開門調査はこれからですが、事前調査報告は毎年されていますよ
     国交省 
    
愛知県① 
    
愛知県②    
愛知県が行っている「長良川河口堰対策プロジェクト」は
かなり計画的な活動を行っているようで、事前調査の結果も公表され、
今後の、具体的な活動計画も随時HPにUPされています。

私は、かなり期待しています。
他県との絡みもあるので難しいとはおもうのですが
実行されれば、藤前干潟に続いて
シジミ、アユ、サツキマスなど復活する河川生物が多くなるでしょう

名古屋市もがんばれ!!!

以下 次回に


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by choogyo | 2014-01-09 10:59 | | Trackback | Comments(0)

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